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Q&A 17

質問17

仏事一般
数珠(じゅず)の意味を教えて下さい。
〈回答 17〉 数珠は念珠(ねんじゅ)ともいい、お念仏の数を数えるためのものです。浄土宗では独特の二連の数珠を使います。これは二つの数珠を一つに組み合わせた形。もしあなたが浄土宗であって、これからお数珠を求められるのであれば、この二連の数珠をお勧めします。
数珠を二連にしますと、数をたくさん数えられます。お念仏しながら片方の粒を一つずつ繰り、一周したところで、もう片方の粒を一つずらします。このようにして、「三万繰りの数珠」「六万繰りの数珠」というふうに、数をたくさん数えられるようになっているわけです。
合掌するときは、数珠を二連とも両手親指にかけ、房を手前(手と胸の間)に垂らすようにします。合掌したり、数珠を繰っている以外のときは、二連とも左手首にかけておきます。
浄土宗を開かれた法然上人は、「念仏せんには、必ず念珠を持たずとも、苦しかるまじく候うか。」との問いにたいし、次のように答えておられます。
「必ず念珠を持つべきなり。世間の歌を歌い、舞いを舞うすらその拍子に従うなり。念珠をはかせにて、舌と手とを動かすなり。」
数珠(念珠)を繰りながら、そのリズムとともにお念仏をとなえなさい、との教えです。