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Q&A 150

質問150

住職のこと
お坊さんはどういう暮らしをしているのですか? 一日の時間の使い方は?
〈回答 150〉 本山で集団生活をおくって修行しているときは、早朝から夜までびっしりスケジュールが詰まっています。勤行・掃除・食事・講義・実習・勤行…といった具合です。
自坊(所属の寺。住職であれば、ほとんど自宅を兼ねているか、近接している)に戻りますと、各寺院また各自のやり方で時間を使うことになります。

私の場合はどうかと言いますと、勤行・掃除のほかは、メールを書いたり、手紙を書いたり、電話を受けたり、来客に対応したり…人さまに対応する時間がかなりの割合を占めています。また、法話やサイトに載せる原稿をつくったり、信徒さんに郵送する印刷物の準備をしたり…。宛名書き・封筒詰めなどの雑務もあります。
お花やお香、炭やロウソクなどの消耗品(?)をチェックしたり、ご法事の準備(卒塔婆を書いたり)もあります。また総務や経理などの管理業務も、わずかながらあります。
週末はご法事を勤めます。外に出る日は、移動時間もかなりの割合を占めます。

小さな寺ですので、それぞれの仕事量は大したことはありません。ただ、ほとんど一人でやります。大変といえば大変、また仕事に変化がありますので、内容豊かといえば豊か、というところでしょうか。
このようにせわしくしておりますが、中心はやはりご本尊さまを前にした勤行—読経、念仏、礼拝です。勤行といういわば「重心」の周辺に、ほかのさまざまな仕事が漂っている、という暮らしです。これは、私にとってはたいへんありがたい、何ものにも代えがたい環境です。