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2002.09

 
お彼岸

秋のお彼岸がやってまいりました。

夏のお盆はご先祖を家にお迎えして、供養して差し上げる行事でした。お盆に対してお彼岸は、お墓参り、お寺参りが主になります。

「彼岸」は、「此岸(しがん)」に対する言葉です。つまりこちら側の世界―煩悩や苦しみに満ち、さまざまな境遇に翻弄されながら生きている私たちの世界に対する「彼方(かなた)の世界」。西方彼方にある極楽浄土に思いを致し、先に逝かれたご先祖を偲ぶのに適した日が、太陽がちょうど真西に沈むこのお彼岸です。秋分の日をはさんだ前後それぞれ三日間、計七日間がお彼岸の期間とされています。

お墓参りといえば、この頃よくご相談を受けるのが、お墓の継承の問題です。「あと継ぎがいないがどうすればよいか」、「永代供養について教えて欲しい」、「お墓の継承をめぐって兄弟間の意見が食い違っている」、「自分の代まではなんとかお墓を守るが、子どもに苦労させたくない」、「夫と同じ墓には入りたくない」…等々。即答できるものもありますが、やはり当事者間の話し合いが必要ですね、というケースも多いのです。

せっかくのお墓参り、いい気持ちでお参りしていただきたいなあと願いながら、こうしたご相談にのっています。