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2015.03

 
近況

今年はいつになくインフルエンザに悩まされました。
回復が遅れましたが、ようやく平常のペースに戻りつつあります。

平常のペースといえば、「お坊さんは一日をどういうふうに過ごしているのですか?」と尋ねられることがあります。私自身も、僧侶になる前は同じように疑問に思っておりました。
一日の過ごし方は大体こんな感じです。

5:30 目覚め。布団の中で念仏。
5:45 起床、洗顔など。
6:30 ラジオ体操。
6:45 朝食、朝礼。
7:15 掃除、洗濯。
8:00 本堂でお勤め。
8:40~17:00 対外対応(電話やメールへの対応、面談、手紙、法事など)、
事務作業、教義や布教の研鑽、本山での会議、その他雑務、昼食。
17:00 本堂でお勤め。
17:40~19:30 対外対応、事務作業など。
19:30 夕食。
22:30 就寝。

朝のラジオ体操は昨年の秋から始めました。以前はヨーガの時間を取っていたのですが、時間の短縮と筋力の衰え対策の点から今はラジオ体操をしています。
基本的に休日はなく、公私の区別もほとんどありません。寺に住んでいるので出勤もなく、サラリーマン時代の生活とは大分様子が異なります。
日中は様々な業務を行なっています。当庵のような小さな寺でも細かい仕事がたくさんあります。一つの仕事を何時間も続けてやるというよりも、1時間くらいかかる仕事がいくつもある、といった風です。仕事中、あるいは合間に思い出したときにお念仏を称えます。
「お坊さんはきっとゆったりと時を過ごしているのでしょう」と言われますと「いいえ、そうでもありませんよ」という答えになりますが、かといって一日の間を秒刻みで追われているわけでもありません。皆さまのおかげで念願がかない、新しいお寺を構えることができたわけですので、多忙であることも有り難い機会、自分の取り組むべき修行と思って励んでいます。

さて、今回の養生の期間に仏教の唯識思想に関心をもつようになりました。浄土教との関連性にはたいへん興味深いものがあります。いずれ考えがまとまりましたら、皆さんと分かち合いたいと思っています。◆